蘇る思い出、脈絡ない本棚Ⅱ
今日も相変わらず雨で
窓を叩き付けるような雨が降っています。
長野、岐阜でもまた警戒レベル5が出て
此処も土砂災害が危険な状態になっています。
フレアスカートを広げたようななだらかな斜面
富士のすそ野は皆傾斜地。
降った雨はどんどん下へと流れますから
途中に水を一旦溜める為の貯留地が有ります。
川の傾斜もかなりあるので、
一旦雨が降ると水無し川もあっという間に急流となり
下流に一気に流れ下って行きますから
下流域は、洪水の危険が大きいのですが
直ぐ駿河湾に注ぐせいか?
洪水になった!というのは、近々聞いた事が有りません。
私の地域は、ちょっとでも雨脚が弱くなると
あっと言う間に地面から水が引いて
水たまりができる!なんて事はありません。
何でも下層地帯が、火山レキで
そこに吸い込まれて、低地に流れ下るようです。
地盤は、岩盤(溶岩が固まったもの)らしく
地震力にも強いようですが、その層の上(地表部)の
火山灰土(黒土層)は、表層雪崩の如く
崖崩れとなって滑る危険性があるのではないか?と
個人的には危惧していますが…
集落の皆々は「此処は大丈夫」と安心しきっています。
現に、昨日解除されはしたものの
地域全域に土砂災害レベル4が出てました。
と、言う事は・・何処で土砂災害が起きてもおかしくはない。
まさに、表層雪崩と同じ事が起きる!と
専門家は見てるのではないか?!と思う訳です。
それゆえ、常々それを念頭に置き
今後ますます増えるであろう、豪雨災害に向けての
心構えをしなければ…と、意を新たにしています。
さて、昨日、雨のやみ間に庭先畑の収穫。
こぼれ種のトレニアが咲いてました。
良い気分になってトマトを見て…ええええ~!
大きく育った、大玉トマトが…
2個も、まだ青い内に食害に遭ってます!!
色々考えた末、ヒヨドリではないか!と。
カラスは殆ど着てないし、獣なら実は落ちてるだろうし…
やたら、キーキーうるさいヒヨドリは朝から晩まで
この辺に居ますから。
ひよどりは、本当に鳥の中では厄介で
網の上に止まって隙間からくちばし入れて
中の物を食べるし、果物から葉物まで
食べ物選ばず!で、私の一番嫌いな鳥です。
長雨で、挿したナスが活き活き。
ひょっとして苗になるか?
地這キュウリは見つけ損なうと巨大化して。が、「そんなもの捨ててしまえ!」
地這キュウリそのものを取ってしまいましょうよ!と言うと…
「まだいい、上の畑のがどうなるか解らないから」だって(^_^;)
もう、完全に食べ飽きてるのに…。
ダンスパーティが枯れるとこんな色になったのを
始めて見ました。(へぇ~)です。
雨が止んでから咲いて欲しいのに
今にも咲きそうな山ユリ
燦々と照りつける日差しと青空のもとで見たいのに!!
まだ当分傘マークが付いたままです。
oh~、粘菌が…
始めて見た時は驚きましたが、
粘菌の凄さを知って以来、
なんか、感動しながら見ています。
雨が強くなったり弱くなったりで
室内にこもったまま…
まるでコロナと同じ状況。
やる気が起きないまま、本棚眺めていて…
この本見ると、京子ちゃんを思い出します。
ネコ好きで親しくしていた京子ちゃん。
ある日彼女が病に倒れ、他の友人と
さてどうしたものか?と相談していたら
ある友人が(↑)この本読んで感動したから
彼女に見舞いと一緒に贈ったらよいのではないか?!と。
でも、彼女はその本を手にする事も無く急逝。
この本を見ると、ネコ好きで健康志向だった
彼女の事を思い出します。
あんなに健康に気を付けていたのに…
人の命は本当にはかないものです。
本をネット購入が多かった私。
それは、興味を持った本が書店に無かったり
古本だったりしてるからで…。
もともと「高村光太郎」の「智恵子抄」が
好きだったこともあり、その関係本をネットで見つけ購入。
中を開いて…え?
古い新聞の切り抜きなどが挟まってました。
しかもハガキも挟まっていて、この本の持ち主は
仙台市在住であることも。
たかが本、されど本。
手にした本には人それぞれの歴史も
詰まってるんだと思いました。
忘れられない本に陶芸家のこれも(↓)
緻密な象嵌の陶芸です。
(↑)と同じデザインのビアマグを
作っていただき、今も大事に使っていますが
残念な事に、彼も早逝。
おしい人は早く亡くなってしまうものです。
そして(↑)これ。
第一巻の一は、雄略天皇の
「籠もよ 美籠もち ふ串もよ 美ふ串もち この岳に・・・」
とあるので酢が、雄略天皇とは、倭の五王の内の「武」と言われ
かなりの勢力を拡大した王です。
その雄略天王の逸話に「赤いこ」という話があり
いずれ呼び寄せるから!と言って去った王を待ち続け
歳をとってしまった赤いこは、待ちくたびれて雄略天皇の元に
「待っててくれ、迎えに来るから!」と言ったままで…というと
雄略天皇は思い出し、赤いこに楽に暮らせるようにしてやったそうな…
そんな話と、この和歌が重なって…これは、赤いこと出会った時の…なんて
想像逞しくしてしまう私です。
もっとも、雄略天皇が確かに居た事は間違いないのですが
この和歌が、雄略天皇の物かは、勿論定かではない訳ですが。
話しがそれますが、世界遺産の「大仙古墳(仁徳天皇陵)」は
個人的には、雄略天皇のではないか…と勝手に思っています。
行ってみたい♪
では、また明日♪
水害が、早く収まると良いのですが…
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天気 : 雨
ただ今の室温 : 27.5℃ 9:57
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