友人、知人に合掌
今日は、朝から変な空…
晴れの予報だったのに…。
11日、あの日の朝は記憶にない…
「魚市場付近」で被災してからの記憶は鮮明なのに。
人は、平凡だと記憶しないものなのですね…。
11日午後から、全ての「情報」はシャットアウトされ
携帯はもとより、電話、テレビ、新聞、市の広報無線もダメ。
電柱が倒れてますから「ネット環境」もダメ…。
唯一のラジオは、あまりに被害が広範囲にわたるので
知りたい地域情報が得られない。
完全なる「孤立」ってこんな事を言うのかもしれません。
周囲の人も、残っている消防団にしても同じ事で
「何がどうなってるのか?」
「何処に行けば安全なのか?」
「何処の道が通れるのか?」
何も解らない。
解らないこと位「不安」な事はない。
誰がどうなってるのか?
そして、1ヶ月以上も過ぎて
やっと色々な人の安否が伝わってきた。
私の地域は、毎回ニュースで出る被害の酷かった地域。
住宅は勿論、一つの地区で90人以上亡くなったり…
なので、人に出会う度、色々な話で涙を流す日々でした。
仲良くしていた家族の半数が亡くなって居たり…
内陸に出かけていて一家全員無事だったり
津波にのまれて九死に一生を得た隣人
店舗の片隅で亡くなってしまった友人
あんな事が起こるんですよね~~
そして、被災後からの不自由過ぎる生活…
それもまたある意味地獄
語り尽くすにも語り尽くせないあの被災の大きさと
心に受けた傷を抱えて、皆、生きている…
私にとって今日は「防災の日」
防災準備品点検の日です。
あの日から得た教訓
不自由だった日々を繰り返さないために。
まさか私が?!
有り得ない事が身の上に起きる…これが生きて行くって事なのでしょうか?
晴れてきました…あの日と同じです。
あの日、夕方から雪が降り
真夜中には、闇の中で異様なほど星が輝いて
海からは爆発音が絶え間なく聞こえ
山並みの向こう側は真っ赤に燃えていた…
あんな日が二度と来ませんように。
亡くなった、友人知人の顔を思い出すと
皆何故か笑い顔ばかり…
記憶の顔って笑顔なのですね…
書きだすと止まらない…思いが溢れる…
なので、止めます
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天気 : 晴れ?
只今の室温 : 21.2℃(エアコン暖房中) 8:40
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